所属する産業経済委員会の視察で仙台市を訪問しました。
初日は、宿泊税を導入している仙台市役所へ。
私は松山市でも宿泊税の導入に賛成の立場です。
観光振興など未来への投資に必要な財源の確保に有効と考えています。
担当職員の方から、導入に至る経緯や制度設計、市民・事業者との丁寧な対話について、現場のリアルな声を伺うことができ、どれもが松山市でも想定しうる内容で、参考になりました。
その後、自由時間に仙台市のゼビオアリーナへ。
運営・改修を担当されている方から、アリーナのスキームや設計思想、民設民営としての先進的な取り組みや具体的な数字について貴重なお話を伺いました。
民説民営が珍しかった2012年に、欧米の事例を学び、ゼビオの皆様が、自分たちの発想でつくり上げたという情熱と覚悟に胸を打たれました。
7月には、バスケットコートの下にスケートリンクを常設した新たなアリーナが誕生する予定で、こちらも楽しみです。
2日目は仙台朝市からスタート。
新鮮な食材が並ぶ市場には活気があり、市民の日常と観光が交わる場としてのポテンシャルを感じました。
続いて、仙台市の土地を活用し民間が運営する「せんだい農業園芸センター」を視察。
都市と農業をつなぐ実践の場として、市民・観光客の双方に親しまれる工夫が随所にあり、行政と民間の連携のあり方を学ばせていただきました。
最後に訪れたのは、東日本大震災の津波によって大きな被害を受けた「荒浜小学校」。
震災遺構として保存された校舎には、当時のままの被害の爪痕が残り、言葉を失う光景でした。
2日間の視察を通じて、多くの学びと気づきを得ることができました。
いただいた知見を、これからの政策提言と市政運営にしっかりと生かし、Actionして参ります!








