拡張型心筋症という難病指定を受けている母ですが、病気と向き合いながらも、少しでも人生を楽しんでほしいという思いから、私もできる限り母との時間を作るようにしています。
母はとにかく、都会やお洒落な場所、最先端の流行が大好き。
今回の旅の希望は、麻布台ヒルズと日比谷ミッドタウン!
蔦屋書店や代官山T-SITEも母のお気に入りで、私が仕事のアポイントの間は、ゆっくり本を眺めながら過ごしてもらうというスタイルで満喫してもらっています。
長く歩くことが難しくなり、咳が出ることで人前を避けたがる時期もありましたが、車いすを押すことや行き先の工夫で、母娘の旅時間を楽しめるようになりました。
振り返ると、私は、20代は就職と起業、30代は愛媛プロレスの旗揚げに奔走し、母と過ごす時間はほとんどありませんでした。
母はその時期、A-oneと、祖父の介護でくたくたになっていて、その母の負担に私が気が付けなかったことは、本当に悔やんでも悔やみきれないと思っています。
ですが、母の病気を知ったことが大きな転機となり、「いつか」ではなく「今できることを」と考え、家族や大切な人との時間を意識するようになりました。
とにかく忙しいと言われる現代ですが、本当に大切なものを見失わずに生きていきたいと思います。
母の笑顔が見られて、私もまた良い時間を過ごせたと感じています。
母にも誇りに思ってもらえるよう、仕事も、さらにさらに、頑張ります!!














