横浜BUNTAIを視察してきました | 田中エリナ(田中えりな)Official Site【松山市議会議員】

横浜BUNTAIを視察してきました

横浜市中区に新たにオープンした5,000席規模の都市型アリーナ「横浜BUNTAI」を視察しました。

実際に観戦(音響・照明が本格稼働)のタイミングで訪問し、
観客目線でアリーナの真価を体感しました。

現地で改めて強く実感したのは、
「アリーナの設え(設計や演出)が、観客の体験価値を大きく左右する」ということです。

単に建設コストに比例するのではなく、設計段階での工夫次第で体験の質が大きく変わることを肌で感じました。
この感覚は、先日視察した群馬県太田市のアリーナとの比較でもさらに明確になりました。

太田市アリーナは、すり鉢状の客席配置で、音響・照明演出に力を入れた、主にスポーツ用途を重視した設計。(建設費用83億程度)

横浜BUNTAIは、子の字型レイアウトで、照明機材に特化せず柔軟な設営が可能な、多目的利用を志向した設計。(建設費用140億程度)

この違いが、観客の体験価値や空間の雰囲気にダイレクトに影響していることを改めて実感しました。

その建設方法や運営方法も、全く異なります。異なるがゆえに、現場での課題もそれぞれでした。
そして、これらの学びを踏まえて考えるべきは、松山の場合です。

アリーナを整備するなら、単なるスポーツ観戦施設ではなく、
町全体に福音をもたらす拠点として設計しなければなりません。

とくに松山駅周辺に建設する場合は、
アリーナ単体ではなく、周辺地域との連携を前提に、賑わいを生み出す都市設計が絶対に必要です。
アリーナを中心に人の流れ・街の活気を生み出し、松山全体を元気にするビジョンが求められています。

今回の横浜視察で得た知見をしっかり活かし、
松山ならではの、未来を育てるアリーナに向けて、議員として勉強を重ねてまいりたいと思います!

皆さんの意見も、どうぞお寄せくださいませ!

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