先日、福岡市を視察し、都市の進化を象徴する施設「天神ビジネスセンター(通称:ワンビル)」を訪れました。
このビルは、民間投資を呼び込むための規制緩和や建て替え支援を含む、都市再構築プロジェクト「天神ビッグバン」の中核として誕生したものです。
特に印象的だったのは、高島市長が国と交渉を重ね、航空法や都市計画の規制緩和を実現したこと。
基礎自治体が本来持つリーダーシップと、まちを前に進める推進力を体現する姿に、大きな希望をいただきました。
この15年間、福岡市は大きな変化を遂げています。
人口増加率・増加数ともに政令指定都市トップクラス
約490億円の財源を確保し、子育て支援やインフラ整備へ投資
保育所整備は従来の約4倍、子ども医療費助成も拡充
税収は5年連続で過去最高を更新
「アジアのリーダー都市」を掲げる戦略のもと、経済成長と都市の快適性が高次元で両立するまちへと進化を続けています。
視察を通じて、都市の成長は単なる開発の点で終わらせるのではなく、ビジョンに基づき、まち全体へ、そして暮らす人の幸福につながる“循環”であるべきだと、あらためて実感しました。
微力ながら、松山市においても地域の可能性を信じ、議員として推進力あるまちづくりの一助を担っていきたいと思います。


